
タクシー会社の配車業務の維持・効率化を目指す場合、配車代行サービスを利用するのもひとつの手です。今回は、おすすめのタクシー配車代行サービスとして、タクリーチ、タクシーCC、ディークロスの3つの特徴や魅力について紹介します。それぞれのサービス内容や導入メリットなどもくわしく解説するため、ぜひ参考にしてください。
タクリーチ(ポケットタクシー)

引用元:https://www.takureach.jp/blank
会社名 | 大成交通株式会社タクリーチ事業部 |
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住所 | 〒651-0096 兵庫県神戸市中央区雲井通2-1-14 |
電話番号 | 078-231-0885 |
タクシー会社向けのクラウド型配車代行サービス
タクリーチはクラウド型の配車代行サービスであり、インターネット環境と端末のみでかんたんに導入できるのが魅力です。端末は専用品ではなく、市販の格安スマートフォンとデータ専用SIMのみであるため、初期コストも抑えられます。そのため、タクシードライバーの所有するスマートフォンを活用して配車すれば端末の購入も不要となり、さらにコストを抑えられるのが魅力です。ただし、タクリーチは単独でサービスを利用できるものではなく、ネット配車システム・ポケットタクシーの導入が必要である点に注意しましょう。
配車業務の効率化とコスト削減を実現
タクリーチを導入することで、配車業務の効率化が叶います。タクシー業界では配車スタッフの人手不足や業務の属人化が慢性化していますが、タクリーチを利用すれば配車業務をアウトソーシングできるため、自社の配車スタッフの雇用・管理が不要となります。さらに、配車を代行する時間帯は、曜日や時間帯ごとに細かく設定することができます。人手確保が難しい早朝や深夜だけをアウトソーシングし、依頼件数の多い昼間帯は自社で配車する、といった導入形態も可能です。これにより、これまでの自社配車係の雇用を維持しつつ、人員不足の時間帯だけ配車を代行し、コスト削減に繋げられるのも魅力です。
タクシーCC

引用元:https://cybertransporters.com/
会社名 | 株式会社電脳交通 |
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住所 | 〒770-0831 徳島県徳島市寺島本町西1-5 アミコ東館6階(本社) |
電話番号 | 088-679-1601 |
全国34都道府県・140社が導入する配車業務委託サービス
タクシーCCは全国34都道府県・140社が導入しており、数多くのタクシー会社の課題解決・業務効率化に役立てられています。タクシー会社と密に連携を取りながら配車代行サービスを提供するほか、クレーム対応や引き継ぎ業務、忘れ物の問い合わせ、不在時の連絡などの周辺業務にも対応可能です。担当オペレーターには専用の研修を修了しているため、入電から配車までスムーズに遂行できるのはもちろん、タクシー会社独自の配車ルールにも対応してもらえるのがうれしいポイントです。
配車+外部委託で配車室と人手不足を一気に解決
タクシーCCを利用すれば配車業務をアウトソーシングできるため、配車の効率化のみではなく人手不足の解消にもつながります。配車スタッフの雇用も不要となるため、人件費・教育費・採用費もカット可能です。さらに、自社で配車室を設置する必要がないことから配車室にかかる管理費も削減できます。タクシーCCの配車センターでは配車依頼の需要傾向をしっかりとチェックしてオペレーターを配置しているため、配車依頼の取りこぼしなどの心配もありません。
ディークロス

引用元:https://www.dx-cross.com/
会社名 | 株式会社ディークロス |
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住所 | 〒432-8047 静岡県浜松市中央区神田町1389 |
電話番号 | 042-497-1170 |
配車室を効率化させるタクシー配車業務請負代行
ディークロスでは、長年タクシー業界向けのソフト開発を担ってきた知識と経験を活かし、システムとともに最適化ノウハウを提供しているのが特徴です。DX化をとおして配車業務に関する課題を解決し、お客さんの効率的な業務遂行に役立つシステムの提供をモットーとしています。創業から約40年間にわたり、500社以上のタクシー会社に配車室システムを展開してきた実績と知見を存分に発揮したサービスにより、配車業務の最適化を実現します。
全国対応クラウド配車×IVRで深夜・早朝シフトも無人化
ディークロスは全国対応のクラウド配車サービスです。配車業務はすべてディークロスが実施しており、IVR・配車アプリなどのシステム導入をとおして、配車の依頼を受けるところから実際に配車を完了するまでの流れを自動化しています。自動化によって全体の省力につながるのはもちろん、配車依頼の数が少なくなる深夜・早朝はシフトの無人化も可能です。もちろん、これまで自社で積み上げてきた配車ルールや顧客情報、各種データなどはすべて継続して利用できます。アウトソーシングは時間帯で切り替えて取り入れられるため、リソース不足のリスクヘッジとして活用するのもおすすめです。